一人遊びをしている時に
目を離すことも多くなってきた頃でした。
そしてその頃
普段の娘の様子から、
活発だけど無茶な遊びはしないという
油断がありました。
その日、
事故があった直前まで一緒に
リビングで遊んでいましたが、
途中私はその場に娘を残して
一人でトイレへ。
離れていたのは
ほんの1~2分だったと思います。
突然大きな「ゴンッ」という音とともに
火のついたように
娘の大泣きする声が聞こえてきました。
急いでトイレから出た私は
娘の姿を見た瞬間に
驚いて血の気が引いたのです。
顔の半分が血で真っ赤に染まり
首や肩回りまで血が伝い、
娘は大泣きしながら
その場に立っていました。
目のすぐ横に
何かで切ったような
2cmくらいの
パックリ割れたような深い傷が
あったので
すぐ側にあったティッシュを
数枚引き抜いて
患部を圧迫しましたが、
突然のことで
なぜこんなことになったのか全く分からず
頭の中はパニックに。
すぐに受診しなければと
思いましたが、
その時の時刻は
朝の7時30分頃で
病院はまだどこも
開いていない時間帯でした。
迷った私は
小児救急電話相談の
「#8000」に電話し、
病院を紹介してもらい
応急処置のやり方を
教えてもらいました。
一刻も早く
医者に診てもらいたいと
思っていたのですが、
夜間救急と通常診察の
間の時間だったので
通常診察が始まる時間まで
待つしかなく、
もどかしく思いながらも
相談できる場所があったことに
ホッとしました。
パックリ割れて深く開いた傷跡は
出来るだけ元の状態に戻して
閉じて縫うことになります。
なるべく傷跡が残らないように
綺麗に縫うために
傷口を寄せるように合わせて
固定しておくことを
教えてもらい、
その傷口を
指で寄せて
ぴったりとくっ付けて
ばんそうこうで
押さえて固定しました。
落ちた場所は
ソファーのすぐ後ろで、
娘はソファーの背もたれの上に乗り、
そこから落ちたようです。
しかし、
何が原因で傷が出来たのかが
分かりませんでした。
床の上に何かがあり、
そのせいで
切ってしまったのだと
思っていたので、
●細かなおもちゃが落ちていないか
何かの破片がないか
●尖ったものや固いものがないか
●原因になりそうな物がないか
その周辺を探したのですが、
どんなに探しても
何も見つからず。
その後受診した病院で
診察を受け
傷口を縫ってもらったのですが、
どうやらそれは
固いフローリングの上に落ちた時に
皮膚が引っ張られて
裂けてしまったためにできた傷
だったようです。
傷口をしっかりと綺麗に
縫ってもらったので
今ではほとんど目立ちません。
しかし、
完全に消えることはなく
その時の跡が
うっすらと残っています。
今回の事故は
●トイレに一緒に連れて行く
●床にラグやマットを敷く
●ソファーを壁にくっつけておき
後ろに落ちないようにしておく
このどれかをしていれば
防げた事故でした。
絶対に目を離さないことは
物理的に不可能だけど、
それなら
あらかじめ事故を想定し
対策をしておくべきだったと
深く反省しました。
その時は顔から落ちましたが
後ろ向きに落ちて
後頭部を強打すると
取り返しのつかない事態に
陥っていた可能性もありました。
赤ちゃん期を卒業して
だいぶしっかりしてきたと
油断していた頃に
突然起こった事故。
「そんなことはしないだろう」と
勝手に油断していたのも
この事故を予見できなかった
原因の一つです。
一瞬の事故が起こらないように
危険予測と万が一に備えての対策
をしておくこと。
その大切さを改めて考えさせられ、
ものすごく後悔しました。
〇遊んでないおもちゃは片付ける
〇ソファーの裏や階段の下など
落ちたら危険なところの下には
ラグやマットを敷いておく
これらを意識するだけでも
事故を防ぐことが出来ます。
また、万が一ケガをしたときに
〇受診する病院を調べておく
〇夜間の場合や
病院が休みの日の場合には
どうするか情報を集めておく
ことも必要だと思いました。
縫うほどの事故の場合、
傷跡が目立たなくなるように
綺麗に処置をしてもらえるのは
小児科でも皮膚科でもなく
「形成外科」です。
自宅から受診できる範囲内に
形成外科があるかどうか調べておくと
万が一の時に
病院探しから始める必要が
なくなります。
娘のように
痛い思いをして
跡が残る傷を作らないように
このような出来事が
二度と起こらないように
託児では特に気を付けて
大切にお子様をお預かりしています。
高さのある台などには
上らないように気を付けながら
万が一転んでもケガをしないように
必ず柔らかいマットの上で
遊ぶようにしています。
また、お座りが安定しているお子様でも
前や後ろに倒れたときに
頭や体に当たる物がないように、
お子様の体の周りには
おもちゃを放置せずに
片付けるか位置をずらして
置くようにしています。
もちろんすぐに手で支えられるように
常に側で見守りながら。
これからも安全に気を付けて
油断することなく
大切なお子様を
見守らせていただきます。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました^^
産前産後子育てママ専門整体
mama fuwari
託児スタッフリーダー
松本 恵美子