ママさんからよく
「骨盤ベルトはいつまでしていたらいいですか?」
とご質問を頂きます。
妊娠中はリラキシンという
女性ホルモンが分泌され、
骨盤周りの靭帯や関節が緩み出産しやすくなります。
産後まもなくは
関節も靭帯も緩んだ状態で
組織も損傷しており
骨盤が不安定な状態な為、
骨盤ベルトで固定して安定させた方
が痛みも出にくいです。
個人差はありますが、
1カ月くらいは組織の回復の為、
骨盤ベルトをしていた方がよいと
言われています。
ただ産後の
◇骨盤前傾(反り腰)
◇骨盤の歪み
など、骨盤を矯正することを目的に
骨盤ベルトを使うことは間違いです。
【なぜ、間違いなの?】
骨盤ベルト=筋肉の代用
なのです。
筋肉の固定・圧迫を続けると
筋力が衰えます…
それにより、
痛みがなかった股関節に
痛みが発生するケースが多く見受けられます!
股関節は、
大腿骨頭が骨盤に半分しかはまっていません。
そのため、非常に負担を受けやすく
外れやすいのです。
そして、股関節周りは
靭帯(じんたい)で保護され
複数の筋肉で
保護・作用(関節のクッション)されています。
股関節周りの靭帯は、
妊娠・出産・生理時に
ホルモンの影響を受け緩みやすくなります。
そして、
緩んだ靭帯を支えるのは
靭帯まわりの筋肉です!!
この筋肉が固く疲労していると、
◇機能を失うだけではなく、
限界を超えると
痛みとして防衛反応を引き起こし、
『これ以上動かすな』
と脳に指令を出します!
◇関節がクッションととして
作用できず関節が圧迫され
衝撃をもろに受け軟骨・骨が削れる
可能性があります。
産後に股関節が『ポキポキ』なるのは・・・
お尻の筋肉の衰えにより股関節が
圧迫されているので
動くときに軟骨が当たり音が鳴ります。
もし、
間違った骨盤ベルトの使い方をし続けたら・・・
●骨盤ベルトをつけている間は腰が
シャキッとするけど、
外すと緩む・・・
●骨盤ベルトをつけていないと
骨盤を支えられない癖がつく。
●骨盤ベルトが筋肉の代わりとなり、
骨盤周りの筋肉が衰える・・・
●骨盤ベルトの圧迫により
血流不足で筋肉が衰える。
●関節の可動域が狭くなる。
可能性があります。
1番良くないのは、
骨盤ベルトによって
『骨盤矯正が出来ている』
と思うことで、
それ以上ケアをしなくなってしまう事です!!
では、
どうしたらいいの??
骨盤ベルトは骨盤周りの筋肉を使わないで
骨盤を固定するため、
筋肉が衰えてしまわないよう
一か月ぐらいたったら
少しずつ外す時間を増やしたほうがいいです。
1番重要なのが・・・
天然のコルセット
自分の筋肉で骨盤を支える
骨盤ベルトに
筋肉の代わりをしてもらうのではなく、
長い目で見ても
骨盤ベルトを着けつづけるのではなく
天然のコルセットで
骨盤を支えることが大切です!!
ぜひ、こちらの過去記事もご覧ください!!
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最後までお読みいただき、
どうもありがとうございました!!
産前産後子育てママ専門整体
mama fuwari
セラピスト
高嶋 弘子